子供のころから身近だった建築の世界へ

曾祖父が大工さんと建てた昔ながらの日本家屋に住んでたことや、祖父が地元の建具店を営んでいたことから、私にとって建築は子供の頃から身近な存在でした。短期大学卒業後の進路を考えるにあたって、まず心に浮かんだのは建築に関わる仕事。そこで当社のインターンシップに参加したところ、社員同士の仲が良く、アットホームな雰囲気に惹かれて入社を決めました。今はグループ会社の福屋不動産販売と連携を取りながら新築工事を担当しています。

ベテラン設計士から学んだ、たくさんのこと

お客様との初回打ち合わせは、社内の設計士と一緒に行うことが多いです。私たち営業担当は、ご要望のヒアリングから完成後のお引き渡しまで、窓口となってお客様と向き合います。新人の頃は緊張してお客様と上手に喋れませんでしたが、ベテラン設計士の打ち合わせに同席し、ご要望の引き出し方などを学びました。制約のある土地でも「こんな発想の転換ができるのか」と思うようなアイデアが次々と出てきて、とても勉強になりました。

「お客様との打ち合わせを楽しもう」という気持ちで

お客様との打ち合わせは決めることが多くて、毎回2～3時間はかかるので、準備もなかなか大変。でもある時から「お客様との時間を楽しもう！」という意識に切り替えたんです。そういう気持ちでお付き合いしていると自然とお客様からも信頼していただけるようになりました。お引き渡し後に感謝の手紙をいただいたり、「近くに来たらうちに寄って行ってね」と声をかけていただき、一緒にお茶をしたこともありました。そんな時は、この仕事をしていてよかったと思います。

入念な事前準備と情報取集が、いい仕事のカギ

意識しているのは、事前準備と情報収集を怠らないこと。福屋不動産販売と連携し、今どんな商談が進んでいるかを教えてもらうようにしています。そろそろ決まりそうな新築工事があれば、その足で土地を見に行くことも。そしてご依頼いただけたら、物件の特徴やお客様のこだわり、資金計画など、できる限りの情報をインプットして打ち合わせに臨みます。あとは設備関係の知識も増やしたくて、メーカーの工場見学にも積極的に参加しています。

上下のつながりだけでなく
横のつながりからも学べる環境

グループ会社で連携を取れることが当社の強み。福屋不動産販売で土地を購入されたお客様が、当社で新築物件を建てて下さるのも、グループ会社同士でしっかりと連携が取れているから。他のハウスメーカーから転職してきた営業や設計士には「こんなありがたい環境はないよ」とよく言われます。組織の壁を超えて、社員みんなで協力できる体制が整っているので、上下のつながりだけでなく横のつながりからも学べることがたくさん。これからも周囲に刺激をもらいながら、もっとお客様に喜んでいただける住まいづくりに関わりたいです。